2022/05/08 13:11

赤ちゃんは、生まれるまでは薄暗がりの中にいるため、おなかの外に出てから目を発達させていきます。
そのため、ゆっくり動くモビールをおすすめしています。

①ムナリモビール
生まれた直後の視力は、0.01、1歳ごろで0.1~0.2、4~5歳で1.0になります。
生後すぐは明暗くらいしか認識できないため、白黒のコントラストがはっきりしたムナリモビールがおすすめです。
距離は、30cmくらいのところで焦点が合いますので、30cmくらいのところにつるしてあげてください。
(授乳中のママの顔がちょうど30cmくらいなので、目を見て授乳してあげてくださいね。)
イタリアの芸術家ブルーノ・ムナーリがデザインした形です。

②八面体モビール
その後、色の判別が少しずつできるようになるので、色の刺激がある3色の八面体モビールがおすすめです。
カラフルなものに興味が出てきたらおすすめです。

③ダンサーモビール
ゆっくり動くモビールを追視ができるようになってきたら、動きのあるモビールに変更します。
軽くて動きのあるダンサーモビールは、追視の練習になり、お子様も楽しめます。
追視することで首のすわりを促します。

■目安■
個人差がありますので、あくまでも目安ですが、
3~4か月:首が座る、5~7か月:寝返り、8か月~10か月:ハイハイ、つかまり立ち・・・というように発達していきます。

そのため、モビールの目安は、
生後~2か月:ムナリモビール、2ヶ月~3か月:八面体モビール、3か月~4か月:ダンサーモビールとなります。
お子様によっては、興味を示す時期が前後します。
あまり見なくなったかな、飽きてきたかなと思う頃に変えてあげるといいです。

手を伸ばして遊べるようになってくると、モビールをひっぱって取ってしまいますので、
モビールではなく、リングなどをつるしてあげるとよいです。

ハイハイの時期は、モビールよりも、うつぶせの状態で遊べるものがよいと思います。
キッキングボールは、寝返りする前までは足元につるしておきますが、
うつ伏せで遊べるようになってきたら、手に取って遊べるようにしてあげるとよいです。

こちらのブログもご参考にしてみてください。
ムナリモビール
八面体モビール
ダンサーモビール
輪とリボン・キッキングボール